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畳からカビが生えたらまずする事

こんにちは。
昨今、地球温暖化でゲリラ雷雨や、線状降水帯などの長雨などで『カビ』のご相談が増えてきました。
今回はカビに対する、対処法と対策をお話しします。

畳表は天然素材
畳表はイ草という天然素材で出来ています。
そのため革製品や食べ物と同じく高温・多湿の状態が続くとカビが生えることがあります。
畳は住宅内の建材・素材の中でも湿気を吸収する能力がトップクラスです。
(畳の吸・放湿性=吸収は早く、放出はゆっくり)
本来はその吸湿性が優秀なことが、室内の湿度・温度を適度に保ってくれる畳の優れた性能なのですが、梅雨時期や雨の日など湿度が高い日が続きますと湿気を大量に吸収してしまいます。
そこに温度が加わることで、カビが発生する条件が整います。
そのために革製品と同じ様に畳にもお手入れが必要です。

カビが生えてしまった後の対処法
まず焦らず、除湿器やエアコンの除湿、ドライなどをかけてしっかり部屋の湿度を下げましょう。
そしてカビが乾燥したら掃除機で吸っていきます。
(カビが水分を含んでネタネタになっていると、い草の目の中に詰まっていくので注意)
その後、空拭きで畳表の表面に残っているカビを、綺麗に拭き取ります。
最後に消毒用エタノールなどを市販のスプレーボトルに詰め替え、畳表の表面全体にスプレーなどで噴霧します。
これでしばらく様子を見ましょう。
この間も和室、室内の湿度管理はしっかり行ってください。

カビを生やさない為の対処法
昔のように、和室での生活がメインであれば風通しや、人の流れ等で部屋の空気が動き湿気も溜まりにくかったのですが、今の生活環境、住環境はかなり和室に湿度が溜まりやすい状況が整っていますので十分注意して見ていく必要があります。
その五か条を教えます。
1、カーテンなどは閉め切らないようにしましょう
2,天気の良い日は、風通しを良くしましょう(通風させる)
3,窓等ない場合は、扇風機で風を循環させましょう
4.ラグ、布団などは敷きっぱなしのないようにしましょう
5,湿度の高いときは、除湿器かエアコンのドライを長い間使いましょう

いかがでしたか?
長雨でのカビのご相談が増えてきています。分からない、不安である場合はすぐに連絡を。アドバイザーが解決いたします。
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それでは、快適な畳生活をどうぞ。

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