施工事例

浴室用たたみ「湯ったりたたみ」の入れ替え

施工前

作業内容 その他
施工箇所
主な仕様 浴室内
備考 「湯ったりたたみ」の入れ替え

施工後

担当者コメント

浴室に敷くタイプの畳を皆さんご存知でしょうか?
「畳なのに濡れても大丈夫なの?」「浴室に畳があって良いことあるの?」など様々な疑問があると思います。
浴室用たたみに限らずお風呂場の床で気になられるところがある方は、ぜひこれを機会に検討してみて下さい!

まず、お風呂場の床をリフォームするにあたって最も優先したいのは安全性です。
タイルや石材質の床は、どうしても硬い素材になります。床が硬いと、もし転んだ時に大怪我になるリスクがあります。湯ったりたたみは畳と呼ぶだけあって、とても足触りが柔らかい素材になってます。
また、畳表と同じように足に引っ掛かりやすいので、転倒を防ぐ効果もあります。

次に、浴室床材の保温性も欠かせません。
体を温めてリラックスする場である浴室では、床が冷たいとストレスになります。また、冬場はヒートショックの危険性があるので、床材は保温性が高いほうが好ましいですね。

今回は浴室用たたみ「湯ったりたたみ」をご紹介させて頂きます。
施工前のお写真は、某介護施設で使って頂いていた浴室たたみです。前回は本来の畳と同じく、織り込みタイプの畳表(防水)をお使い頂いていましたが、劣化とともに「畳の端がほつれてくる」とのご相談を受けたため、畳の目の模様が入ったシートタイプの「レザー表(わさび)」をお選びいただきました。

介護施設の職員の方も「キレイになった」と大変喜んで頂けました。
実際に使っている感想をお伺いしたところ、石のタイルより「足触りも柔らかく冷たくない!」「意外と滑りにくい」など、湯ったり畳の商品としての目的を果たせていたことが実感でき、本当に良かったです!!
裏面に排水用の溝があるため、畳の浮き上がりを防ぎます。
お手入れをする際に、簡単に敷いたり剥がしたりがしやすいように本来の敷き詰める畳とは違って、指をひっかけやすいように少し余裕のある寸法に仕上げます。
寸法に余裕があると畳がズレてくるため、ジョイントパーツで畳同士を連結します。
標準サイズの排水ユニットと厚みも同じなので、段差もなくつまずく心配もありません。
週に一回程度のお手入れが必要になりますが、浴室を使用する曜日が決まっている施設などは、お手入れの負担も少なくなります。
何より「入浴時のストレス」や「転倒事故防止」、また万が一転んでも床が柔らかいので「ケガのリスク軽減」など、お客様に入浴をサービスしているお店や施設などには適した商品になると思います。

このような福祉施設をはじめ、温泉旅館やスポーツジムなどにも、浴室用たたみ「湯ったりたたみ」はピッタリな床材ではないかと思います。
入浴時での事故・ケガを少なくするためにも、気になられた方は「湯ったりたたみ」に限らず、浴室の床を見直されてはいかがでしょうか。

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