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もうすぐ「畳の日」ですね。

4月29日・9月24日は「畳の日」になります。
みどりの日(4月29日)が制定された当時、い草の緑色に沿って畳の日の記念日として認定・登録されました。
また、9月24日は環境衛生週間(9月24日〜10月1日)の始まりの日であり、清掃の日でもあることから認定・登録されました。

そもそも畳の日が作られた由来は、畳の持つ住宅材としての素晴らしさや敷物としての優れた点をアピールすることが目的です。
近年、お手入れが簡単なフローリングの住宅が増えている中、畳の素晴らしさと言われてもピンとこないと思います。
そのため、畳がフローリングより優れている点をいくつか紹介したいと思います。

1つ目は「衝撃緩和性」です。材質によってフローリングも畳も柔らかさは異なりますが、平均的に見ても畳の衝撃緩和性は優れています。踏み心地・座り心地が良いのはもちろん、万が一、転んだ時のケガも最小限に抑えてくれるのが畳です。ご高齢の方にとって、転倒は骨折や頭部外傷などの大怪我に繋がりやすく、それが原因で介護が必要になったり、最悪の場合、命にもかかわる可能性があります。また、転倒のリスクを恐れ、活動性が低下し足腰が弱くなり転倒を起こしやすいという悪循環に繋がります。厚生労働省によれば、高齢者の転倒・転落・墜落による死亡者数は8,774人と、交通事故による死亡者数の約3倍以上となります。畳にすることで転倒するリスク、ケガをするリスクを可能な限り減らすことができます。元気な体で長生きするために、畳に限らず床材の材質の検討や手すりの設置など、安心な住まいを考えてみてみてはいかがでしょうか。

2つ目は、「調湿作用」です。畳の表面部(ゴザ)は天然い草で織られた織物になります。天然の材木にも似た性質ですが、い草は部屋に溜まった湿気を吸い取り、部屋の湿度が少なくなり乾燥してくると溜め込んだ湿気を吐き出す機能があります。いわば、天然のエアコンともいえるでしょう。湿気が多い夏、乾燥する冬を少しでも快適にしてくれるのは天然素材の建材になります。エアコンをかけ続けると体がだるくなる方などはできるだけ天然の建材が多いお家が体に合っているのかもしれませんね。

3つ目は「吸音性」です。一つ目の衝撃緩和性と少し似た性質になるのですが、畳の適度な柔らかさは足音を吸収してくれます。お子様などが元気に走り回ってる姿を見てほっこりしたいのですが、どうしても下の階の方に迷惑になっていないかが気がかりになりますよね。子どもが元気なことは悪い事ではないので、怒るのも少しかわいそうに感じると思います。い草の中身は下記写真のように、スポンジのような構造になっているため、クッションの役割を果たします。また、話し声やTVの音なども吸収・拡散することで近隣に伝わる音を緩和します。

他にも「抗菌効果」「空気の浄化」「断熱性」など畳には様々な効果があります。もちろん、お手入れが簡単なフローリングにも様々なメリットがありますが、一家に一つは畳の部屋があると使い勝手が良いかもしれません。お子様のオムツ替えや客人の簡易寝室など様々なお部屋に生まれ変わることが出来るのが和室のメリットでもあります。「畳が焼けてささくれてきている」「凹みが目立ってきた」など、心当たりのある方は畳の日をきっかけに畳替えを検討されてはいかがでしょうか。

また、4月29日から「関西畳 楽天市場店」の畳工事パックにて、畳の日キャンペーンとして「畳下防虫・防カビシート」をプレゼントしております。

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